頑固な指しゃぶり卒業!指しゃぶりをやめるための前準備とは?Part1

  • 指しゃぶりをやめてほしいのに全くやめない
  • ついガミガミ言ってしまう
  • もうやめられる気がしない

心が折れそうなママ!!とっても気持ち分かります、、。

私の息子は0歳から指しゃぶりを始め、3歳のときに卒業しました。
2歳の頃、保育園への入園や赤ちゃん返りなどが重なり、日中・夜間ともに指しゃぶりの頻度がかなり高くなっていました。

色々な失敗を繰り返しましたが、この方法を実践して本気で指しゃぶりと向き合ってついに指しゃぶりをやめることができました。
低月齢であれば簡単にやめられる場合もあるかもしれませんが、高月齢になるほど自分の意思も強くなりやめるのが難しくなってくるかと思います。

少しでも指しゃぶりに悩むママの参考になれば幸いです。

今回の記事では、頑固な指しゃぶりをやめるための前準備として、実際に親子で取り組んだこと4つのうち2つをお伝えします。

目次

1.子どもはどんな気持ちで指しゃぶりをしているのか聞いてみる

そんなこと必要??と思うかもしれませんが、しっかりと気持ちを聞き出すことで指しゃぶりの見方が変わり、実際に指しゃぶりをやめる実践のときにも役立ちました。
気持ちを聞き出すときのポイントを4つご紹介します。

ここでお伝えする方法は、輝きベビーコーチングの手法を使っています。
指しゃぶりだけでなく、トイレトレーニングやテレビの視聴など色々な場面で使えるので、ぜひやってみてください。

①子どもと話をする環境を整える

テレビがついていたり、おもちゃが散らかっていたりすると子どもの気が散ってしまうので、まずは静かにお話できる環境を整えます。

息子の場合、0歳の妹の存在も気になる様子だったので、妹が寝ているときにママと二人きりの特別感を出しながら話をすると効果的でした。

②なんで??ではなくどういう気持ちなのか?を聞く

子どもに質問するとき、「なんで指しゃぶりするの??」「なんでやめないの??」となんでなんでと言ってしまうかもしれません(体験談、、。)

なんで?ではなく「どういう気持ちで指しゃぶりしてるの?」と気持ちを聞いてみてください。

息子に初めて「どういう気持ちで指しゃぶりしてるの?」と聞いてみたとき、「温か~い気持ちなんだよ」という回答にとても驚きました。
それ以来指しゃぶりをしている姿を見ると、今温かい気持ちなのかな?と思うとイライラ・ガミガミがすっと消えていくことが多くなりました。

③心から子どもの気持ちに共感する

子どもが気持ちを話してくれたらまずは共感します。このときのポイントは心から共感することです。
やってしまいがちなのは、ママの頭の中では違うこと考えながら共感することです(例えば、「そんなこと言われても指しゃぶりやめてほしいんだよな~」とか、、)。

私が子どもに共感するときに心がけているのは、子どもが言った言葉を変えずにそのまま繰り返すことです。
言い換えをせずに心をこめて繰り返していくと、子どもはママに分かってもらえてるんだなという満足感も得やすく、ママは簡単で意識しやすいと思います。

④ママの気持ちも伝える

子どもの気持ちをたくさん聞き出して共感したあとは、指しゃぶりをやめてほしいママの気持ちを伝えてみます。
ママの気持ちを伝えるときには、ぜひI(アイ)メッセージを使ってみてください。

ママは、指しゃぶりをやめてほしいと思っているよ」

ママは○○ちゃんの指のばい菌を食べてお風邪をひいてほしくないから、指しゃぶりをやめてほしいんだよ」

といったように、ママを主語にして子どもに話をします。
このようにして子どもの気持ちを1回だけでなく繰り返し聞き出してみてください。

ときには、子どもらしいよく分からない回答「黄色の気持ち~!!」といったことも多々あります。そんなときは、

ママ:「そうなんだ!!黄色の気持ちなんだね!!」と共感し

ママ:「黄色の気持ちってどんな気持ちなの??」と再び気持ちを聞くと

子ども:「ねんねの気持ちだよー」

ママ:「ねんねの気持ちなんだね!!」

といったように繰り返すことで具体的な考えも聞けるようになります。
また、どんな気持ちなのか分からない、答えるのが難しいときにはママが選択肢を与えてあげるのも良いと思います。

2.指しゃぶりをやめる日程を決めてカウントダウン!

次に1でお伝えしたコーチングを使いながら、指しゃぶりをやめる日程を決めていきます。
ここでのポイントは、親がこの日にやめるよ!と押し付けるのではなく子ども自身が決めることです。

①コーチングを使っていつやめるかを子どもから聞き出す

子どもの気持ち、共感、アイメッセージを繰り返しながら子どもと日程を決めていきます

例えば、

ママ:「いまどんな気持ちで指しゃぶりしてるの?」

子ども:「フワフワした気持ちだよー」

ママ:「フワフワした気持ちなんだね!」

   「ママは、○○ちゃんに指しゃぶりをやめてほしいと思ってるよ」

    「どうしたらいいかな?指しゃぶりやめる?やめない?」

子ども:「やめる!!」

ママ:「いつやめる?」

子ども:「〇〇の日にやめる!」

といった感じですが、、そんな上手くいかないでしょ!!!!と思いますよね。

その通り、こんなきれいな会話にはなりません(笑)
たいてい、子どもは「やめな~い」とか年齢が上がると「100年後~」などと言うと思います。

息子も実際に「やめなーい!」を繰り返していました。
そんなときは「そっか!やめないんだね!!」と心から共感し(これは特に雑念が入りがちです、、)一度話を終わりにしていました。
そして、繰り返しコーチングをしながらママの気持ちも伝えていくと、ある日上に書いたような会話になり本人の口から「やめる!」という言葉が出てきました。

②やめる日を設定するときの注意点

実際に指しゃぶりをやめると決めた日から1~2週間は旅行などのイベントがない方がオススメです。イベントがあると就寝時の環境も違うので、子どもが指しゃぶりをしたくなる瞬間が多くなる場合があります。
私が実践したときには、やめると決めた日の2週間後くらいに旅行がありやや苦戦しました。

子ども自身が決めた日を尊重することとやや矛盾しているかもしれませんが、スムーズに進めるために日程を決める際に選択肢をいくつか挙げてあげると良いかもしれません。
ただ、旅行があっても上手く乗り越えることはできるので絶対にダメ!!というわけではありません。

③やめる日程に向かってカウントダウン

指しゃぶりをやめる日を決めたら、毎日カレンダーや数字の磁石などを使ってカウントダウンをしていきます。
我が家では、カレンダーに毎朝大好きなキャラクターのシールを貼っていく方法で行いました。
ここでのポイントは、シールを貼る前に指しゃぶりをやめるという目標を一緒に確認することです。

例えば、やめる日にはすごく特別感のあるキャラクターシールを貼っておいて

ママ:「〇月〇日のこのキャラクターになったら、どうするんだったかな?」

子ども:「指しゃぶりをやめる!!」

といった感じで確認してからシールを貼ります。
こうすることで、子どもの中でも心の準備や覚悟が少しずつできてきます。
ちなみに、息子の場合はやめる!と決めてから実行する日までの期間は約1ヶ月でした。

まとめ

今回は、指しゃぶりをやめるための前準備Part1

  1. 子どもはどんな気持ちで指しゃぶりをしているのか聞いてみる (コーチング)
  2. 指しゃぶりをやめる日程を決めてカウントダウン!

についてお伝えしました。

コーチングは繰り返し使っていると、ちょっとした場面でも役立ちます。また、¨共感¨と¨アイメッセージを伝える¨の間に○○○○を入れるとさらに効果的に子どもが自分でよく考えられるようになります。そして、実践してみると共感しているのに全く効果なし、、なんてこともあるかと思います。

これらについては輝きベビーのコーチング講座でもお伝えしているので、ぜひ一度体験会にいらしてくださいね。

次回は指しゃぶりをやめるための前準備Part2、”栄養について”と”指しゃぶりをやめる体を整える”の2つをお伝えしますのでお楽しみに。

  • やってみたけど分からない、、
  • これはどうしたらいいの?

などご質問がありましたらこちらの公式ラインにご連絡ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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